「あら乃木くん。珍しいわね。女の子を送ってくれるなんて」保健の先生がそう言った。そしたらその女の子は目をパチクリさせ
「そうなの?ありがとう」そう言い、とても可愛らしく笑った。
僕はこの瞬間心臓を鷲掴みされたような衝撃と照れくささを感じ俯いた。
「べっ別にっ///、ていうか名前。名前教えてくれないかな?」
そういうと不思議そうにその女の子は首を傾げ
「乃木くん?あ、私の名前忘れちゃった?ま、転校生だから仕方ないよね。改めて椎名乃愛です!今回は保健室まで運んでくれてありがとう!」