雅side
「雅ナイッシュー‼︎」
あったり前じゃん♪僕が外すわけないでしょ♪そう冗談(本人は至って真面目←←)を言っていたら女子の方から悲鳴が聞こえた。
なんだろう。と思いつつ、群がる女子を退けて倒れている子を見に行った。
そしたらそこには見たことのないくらい可愛い女子が倒れていた。
ニキビひとつない綺麗で白い肌。ふさふさなまつげ。とても高い鼻。ぷっくりとした唇。
一言で言うと「女の子の望みを叶えました」って感じかなぁ?
とにかく僕は見惚れてしまった。こんなことは初めてなので戸惑った。そして急に鼓動が速くなったのを感じていた。
やばい。病気かなぁ‥?
頭の中で色々考えていたら同じクラスのチャラいかんじの男子が
「俺が保健室に運びます。」とニヤニヤしながら言った。
僕は何故かわからないうちに
「僕が運びます。」と言いその女の子をお姫様抱っこして歩き出していた。