「あんたなんて大嫌い‼︎」

え?ちょっと待ってよ。
「私たち友達だと思ってたのに」
ねぇ、待って、私の話を‥「この男好き‼︎」
‥‥‥。

ふと目を覚ました私はまた泣いていた。
またこの夢。あの事件から二週間、私は学校に行けずにいる。そんな生活が今変わろうとしていた。
「乃愛ー?起きてるー?ちょっと降りてきてくれないー?」
「はーい。」
どうしたんだろう。なんか胸騒ぎがする。