私は売れない絵描きをやっております。



売れない事を題材や環境のせいにして
海外に向かう途中です。


本当は自分の力不足だという事は
だいぶ前から分かっているのですが
受け入れる事ができず、
このようにもがいている最中です。

分かっているんです、
自分には才能が無いんだと。

でもそれを認めてしまったら
私の今までの人生は何だったんでしょう。

だから私は認めるわけにはいかないのです。

これからも、ずっと。



私は1つでもいいから
人の心を動かすような絵を描きたいのです。


子供の頃に見た絵は
今でも鮮明に覚えています。

私はその時に
絵描きになることを決意しました。