「では私が『読んだ』こともお話しておきましょう


裕也様の前世は....人間です。
人間で男性、今と同じですね。


死亡年齢は今と同じ、16歳です
死亡原因は自殺です」


「.....」


「そして裕也様は『罪』をおこしていますね」


「罪?」


「それはたぶんこれからわかることだと思うので
私は話さないでおきますね」


「は、はあ...」


「では、最後にここに来たという記憶だけを
消させていただきます
私が今言ったことはなんらかの記憶となり
このあとも残ります
では最後に忠告です



...オ...キヲツケ...クダサイ」


「え?」


そういったときには目の前がぷつんと暗くなっていた...