がやがや


初めてきたなこの町....


えっと...


ケータイでマップを開き
「ある場所」へと向かう


着いたのは意外ときれいなビルだった


逆にびっくりしてここで合ってるのかと
疑ったくらいだ


中へと入るとなんだか
独特な空気というかなんというか...


なんだか見たことあるようなないような


もしかして夢でみたのか?


いや、こんなビルなんてどこにでもあるだろう


きっとそこと同じように見えて
見たことあると錯覚しただけだろう


「ここか...?」


重たそうで重たくないドアを開けると
もう一つのドアがあった


二重??

もう一つのドアをあけると
明かりがついてないが外の日差しが
差し込んで薄暗い部屋があった


「あ、あのー...誰かいらっしゃいませんかー??」


こ、こええよ....


「いらっしゃい、裕也様」


「わっ!!」


「すみません、奥で準備をしていたので気づかずに」


「あ、こちらこそすみません....」