連隊本部の医務室。
マットによると、軍医は夜間でも帰宅する事なく、深夜…時には朝まで何らかの作業をしたり、備え付けのパソコンに向かっているという。
(如何にも怪しいじゃねぇか)
心の中で呟く小暮。
警備の兵士に見つからぬように、足音を立てずに連隊本部内を移動する小川達。
ここでもし発見されたら、屈強な第75レンジャー連隊の精兵どもまで出動してくる事になりかねない。
マットと同レベルの兵士が徒党を組んで押し寄せてくるのだ。
小川達三人だけで対処できる筈がない。
どうあっても見つかる訳にはいかなかった。
神経を磨り減らすような潜入行動を続けていくうちに。
『ここだ』
マットがようやく目的地…医務室を指差す。
マットによると、軍医は夜間でも帰宅する事なく、深夜…時には朝まで何らかの作業をしたり、備え付けのパソコンに向かっているという。
(如何にも怪しいじゃねぇか)
心の中で呟く小暮。
警備の兵士に見つからぬように、足音を立てずに連隊本部内を移動する小川達。
ここでもし発見されたら、屈強な第75レンジャー連隊の精兵どもまで出動してくる事になりかねない。
マットと同レベルの兵士が徒党を組んで押し寄せてくるのだ。
小川達三人だけで対処できる筈がない。
どうあっても見つかる訳にはいかなかった。
神経を磨り減らすような潜入行動を続けていくうちに。
『ここだ』
マットがようやく目的地…医務室を指差す。


