闇から闇へ、死角から死角へ。
素早く移動して目的の建物へと近づく小川達。
マットの言う連隊本部の裏口に到着した所で、小川達は一旦身を隠して様子を窺った。
施錠してある扉がある。
『開けられますか?』
小暮の顔を見る小川。
『誰に言ってんだ、そこらの窃盗犯よりピッキングは得意だぜ?』
自慢していいのかどうか判断に苦しむ意思表示を見せて、小暮は容易く開錠した。
音を立てぬように、静かに扉を開ける。
中は暗い。
流石に夜間という事で、警備の兵士以外はいないのか。
『出動命令がなければ、レンジャーの隊員も就寝しているからな』
マットが小川達に伝えた。
素早く移動して目的の建物へと近づく小川達。
マットの言う連隊本部の裏口に到着した所で、小川達は一旦身を隠して様子を窺った。
施錠してある扉がある。
『開けられますか?』
小暮の顔を見る小川。
『誰に言ってんだ、そこらの窃盗犯よりピッキングは得意だぜ?』
自慢していいのかどうか判断に苦しむ意思表示を見せて、小暮は容易く開錠した。
音を立てぬように、静かに扉を開ける。
中は暗い。
流石に夜間という事で、警備の兵士以外はいないのか。
『出動命令がなければ、レンジャーの隊員も就寝しているからな』
マットが小川達に伝えた。


