気絶させた二人の兵士を、物陰に隠す。
こうしておく事で発見を遅らせ、侵入者たる自分達の存在を悟らせないようにする。
が、いずれは異変に気付かれるだろう。
速やかに任務を遂行する必要がある。
『マット、軍医はどこにいる?』
小川が訊ねる。
『連隊本部の医務室だ』
マットがその建物を指差した。
幾つかの建物が隣接している区画。
当然そこに向かうまでにも兵士達が警備している。
(難儀だな…流石は米軍の基地だぜ…)
小暮が密かに溜息をついた。
基地に詳しいマットの案内がなければ、ここまで上手く潜入できなかったかもしれない。
こうしておく事で発見を遅らせ、侵入者たる自分達の存在を悟らせないようにする。
が、いずれは異変に気付かれるだろう。
速やかに任務を遂行する必要がある。
『マット、軍医はどこにいる?』
小川が訊ねる。
『連隊本部の医務室だ』
マットがその建物を指差した。
幾つかの建物が隣接している区画。
当然そこに向かうまでにも兵士達が警備している。
(難儀だな…流石は米軍の基地だぜ…)
小暮が密かに溜息をついた。
基地に詳しいマットの案内がなければ、ここまで上手く潜入できなかったかもしれない。


