建物内という事もあり、手榴弾の使用は控えたい。
爆発により、室内が崩落する可能性もないとは言い切れない。
だが。
「っ!」
階段の下から、戦術自衛隊の隊員が投げ込んでくる筒状の手榴弾。
「スタングレネードだ!」
マットが叫び、咄嗟に目を閉じる。
戦術自衛隊では『閃光発音筒』と呼ばれている武器。
爆発時の爆音と閃光により、付近の人間に一時的な失明、眩暈、難聴、耳鳴りなどの症状と、それらに伴うパニックや見当識失調を発生させて無力化する事を狙って設計されている。
使用する側は事前に耳栓と対閃光ゴーグルを着用し、爆発音や光の中でも行動できるよう備えるのだが、マットは訓練での経験から、素早く目を閉じる事で一時的な失明だけは回避する事が出来た。
爆発により、室内が崩落する可能性もないとは言い切れない。
だが。
「っ!」
階段の下から、戦術自衛隊の隊員が投げ込んでくる筒状の手榴弾。
「スタングレネードだ!」
マットが叫び、咄嗟に目を閉じる。
戦術自衛隊では『閃光発音筒』と呼ばれている武器。
爆発時の爆音と閃光により、付近の人間に一時的な失明、眩暈、難聴、耳鳴りなどの症状と、それらに伴うパニックや見当識失調を発生させて無力化する事を狙って設計されている。
使用する側は事前に耳栓と対閃光ゴーグルを着用し、爆発音や光の中でも行動できるよう備えるのだが、マットは訓練での経験から、素早く目を閉じる事で一時的な失明だけは回避する事が出来た。


