タスクフォース編成にあたり、ゴーストにも参加を求めたものの、彼は拒否した。

コートニー救出の際にマット達とチームを組んだ事自体が珍しい事であり、彼はごく親しい者としか共に行動しない。

そもそもが単独行動のワンマンアーミーなのだ。

長い戦場生活の経験がそうさせるのか。

ともかく彼は、信頼の置けるマット達に養女のコートニーだけを預け、再び幽霊のように戦場の中に消えていった。

やがてゴーストは、また現れる。

銃弾飛び交い、硝煙漂う戦火の真っ只中に。