C-17輸送機を待たせている基地跡に向かう歩兵戦闘車。

その中で、マットの手当てが行われた。

火傷や打撲、擦過傷などは無数にあるものの、命に関わるような怪我はないようだ。

「よかった…大した怪我はないの…」

安堵するコートニー。

「俺の怪我より、君の足の骨折の方が酷い…早く手当てを…」

マットが身を起こそうとするが、コートニーが無理矢理に押さえつけた。

身長が高いせいか、それなりに力もある。

そんな様子を微笑ましく見守るジェフ。

ゴーストもここに来てようやく気を抜く事ができたのか、歩兵戦闘車を操縦しながら葉巻を口に咥える。