コートニーの身長は185センチと、ゴーストやマット達に比べてもやや高い。

「降ろして…大丈夫なの…私大きいし重いから悪いの…」

しきりに遠慮するコートニーだが。

「友軍の兵士を担いで脱出するくらい、何度もレンジャーの訓練で経験している。女性兵士なんて物の数じゃない」

マットはサラリと言ってのけた。

「俺が先頭を行く。ジェフはマットの背中を守ってやってくれ」

「了解」

ゴーストの言葉にジェフが頷く。

早速彼らは基地からの脱出を開始した。