鉄の救世主Ⅲ(くろがねのメシアⅢ)

「よし、プランは立った」

ゴーストは双眼鏡をポーチにしまう。

「基地側面の地雷原から侵入する。まぁ、あの基地にコートニーが拘束されているかはまだ五分五分だが…潜入する価値はある」

「わかった」

頷くマットとジェフ。

三人は基地の警備兵達に発見されないよう、大きく迂回しながら基地側面へと近づいていく。

その途中。

「まず俺が地雷原に一人で入り、地雷を撤去していく。安全を確保したら、お前達が入って来い」

ゴーストが言う。

「…大丈夫なのか?地雷探知機なんて持っていないだろう」

マットの言葉に。

「なぁに」

ゴーストは薄く笑う。

「なければないで、やり方はある」