「馬鹿な」
驚くジェフ。
「テロ指定組織に資金や技術を提供して、アメリカ軍に何のメリットがある?火種をばら撒くだけだろう」
「そうでもないさ」
ゴーストは言う。
「アメリカ軍に限らず、軍には長期に亘って大量に蓄えている弾薬やミサイルがある…弾薬やミサイルにだって耐用年数があり、それを過ぎると使用できなくなる。その処分だってタダじゃない。それならいっその事、戦争や紛争で使ってしまった方がいいと考える輩もいる…そして戦争は、新しく開発した武器兵器の実験場にもなる。自分が心血注いで作り上げた新兵器を試してみたい連中は、その兵器でどれだけ成果…人を効率よく殺せるか知りたくて、ウズウズしているのさ…『早く戦争が起きて欲しい』とな」
「それも戦争経済って奴か…!」
歯噛みするマット。
驚くジェフ。
「テロ指定組織に資金や技術を提供して、アメリカ軍に何のメリットがある?火種をばら撒くだけだろう」
「そうでもないさ」
ゴーストは言う。
「アメリカ軍に限らず、軍には長期に亘って大量に蓄えている弾薬やミサイルがある…弾薬やミサイルにだって耐用年数があり、それを過ぎると使用できなくなる。その処分だってタダじゃない。それならいっその事、戦争や紛争で使ってしまった方がいいと考える輩もいる…そして戦争は、新しく開発した武器兵器の実験場にもなる。自分が心血注いで作り上げた新兵器を試してみたい連中は、その兵器でどれだけ成果…人を効率よく殺せるか知りたくて、ウズウズしているのさ…『早く戦争が起きて欲しい』とな」
「それも戦争経済って奴か…!」
歯噛みするマット。


