M16A5を手に、ゴーストは歩き出す。

それに続くマットとジェフ。

然程警戒した様子で歩いていない辺り、既にこの区域が安全である事は確認済みなのだろう。

「あんたの娘…コートニーがどこに拘束されているのか判明しているのか?」

「ああ」

ジェフの問いかけに、ゴーストは振り向く事なく頷く。

「既に部下に探らせて、ある程度の足取りは摑めている」

「部下?」

ゴーストの言葉に、マットは怪訝な顔をした。

「あんた一匹狼じゃないのか?」