俺達だけで、といったものの、周囲にいるのは千を超える敵だ。

現在展開している政府軍を合わせても、こちらは100人程度。

一体どこまで抗し切れるのか。

「できるかできないかじゃない…やるしかない!」

谷口が89式小銃を構えた。

建物の屋上、窓、陰、あらゆる所に潜むディアボ達に対して、ひたすらに発砲!

「く…!」

絶望的な反抗とわかっていながらも、マットも反撃を試みる。

M16A2の三点バースト射撃で撃ちまくる!