「よし、いくぞ」
政府軍が準備したUH-1Cヘリコプターに乗り込む小川分隊。
M134ミニガンとロケット砲を装備したヘリで、空中からの援護もできる。
まずはこのヘリで空中からの処理を行う。
ここからは実戦だ。
今までの人間の兵士のように、ただ手足を撃って無力化すれば済む相手ではない。
手を失っても、足を失っても、敵を殺そうと迫ってくる殺戮本能の塊、ディアボだ。
極度の緊張でかたくなるマットに。
「マット」
谷口が話しかける。
「ディアボと戦闘した事は?」
「……ない、これが初めてだ」
首を横に振るマット。
「…大丈夫だ」
谷口は彼の肩を叩いた。
「自分の腕を信じろ、お前なら戦える…それにお前は一人じゃない」
小暮も、豊田も、三浦も麗華も。
皆、マットを見ていた。
「誰一人残さず連れ帰る」
政府軍が準備したUH-1Cヘリコプターに乗り込む小川分隊。
M134ミニガンとロケット砲を装備したヘリで、空中からの援護もできる。
まずはこのヘリで空中からの処理を行う。
ここからは実戦だ。
今までの人間の兵士のように、ただ手足を撃って無力化すれば済む相手ではない。
手を失っても、足を失っても、敵を殺そうと迫ってくる殺戮本能の塊、ディアボだ。
極度の緊張でかたくなるマットに。
「マット」
谷口が話しかける。
「ディアボと戦闘した事は?」
「……ない、これが初めてだ」
首を横に振るマット。
「…大丈夫だ」
谷口は彼の肩を叩いた。
「自分の腕を信じろ、お前なら戦える…それにお前は一人じゃない」
小暮も、豊田も、三浦も麗華も。
皆、マットを見ていた。
「誰一人残さず連れ帰る」


