ソマリア暫定連邦政府と争っている中で、最も有力なイスラム勢力が『アル・シャバブ』である。

ソマリア南部を中心に活動するイスラム勢力。

ソマリア暫定連邦政府とそれを支援するエチオピア、アメリカ合衆国、アフリカ連合などと対立している。

ソマリア南部の都市キスマヨを支配するヒズブル・イスラム、アルカーイダ、エリトリアなどと交流があるとされる。

現在ではアメリカ合衆国国務省から国務省認定外国テロ集団に指定されている。

アル・シャバブのメンバー、とりわけ幹部には非ソマリア出身の外国人が入っていると言われており、ペルシャ湾岸諸国から来た者が多いと見られる。

かつてのソマリア人によるイスラム勢力の活動と異なり、アル・シャバブは自爆攻撃を多用しており、これが外国からのメンバーの影響によるものとされている。