マット達の捨て身の行動が、アメリカ軍や戦術自衛隊を動かした。
ステビンス達の死は、無駄なものにならずに済んだのだ。
『君達に裏切り者の嫌疑をかけてしまった事、アメリカ軍並びに戦術自衛隊を代表して謝罪させてくれ。申し訳なかった。そして汚名を恐れず、よく行動を起こしてくれた。君達はアメリカと日本を救ったのだ。本当に感謝している』
アメリカ軍の基地司令が、一兵士に対して謝罪と感謝の意を述べる。
例を見ない事だった。
しかし。
「お言葉ですが司令」
小川がマットから無線を受け取って言う。
「今は謝罪や感謝の時ではありません。ソマリアに大量のナノマシン兵器が輸送されています。このままではアフリカの地に、ディアボが大量発生してしまう事になる…事態は急を要します」
ステビンス達の死は、無駄なものにならずに済んだのだ。
『君達に裏切り者の嫌疑をかけてしまった事、アメリカ軍並びに戦術自衛隊を代表して謝罪させてくれ。申し訳なかった。そして汚名を恐れず、よく行動を起こしてくれた。君達はアメリカと日本を救ったのだ。本当に感謝している』
アメリカ軍の基地司令が、一兵士に対して謝罪と感謝の意を述べる。
例を見ない事だった。
しかし。
「お言葉ですが司令」
小川がマットから無線を受け取って言う。
「今は謝罪や感謝の時ではありません。ソマリアに大量のナノマシン兵器が輸送されています。このままではアフリカの地に、ディアボが大量発生してしまう事になる…事態は急を要します」


