なんで?

あたしがそんなにいや…?


昨日はあんなに優しかったのに。


光輝のこと…よくわかんないょ…。


光輝が女子と話し終わったところに
あたしは話しかけた。


「他の女子とは仲良いんだね。」



「だからなんだょ。お前に関係ねーだろ。」


「そ、そうだょね…。ごめん…ね…。」




自然と涙がこぼれた。


すると光輝は驚いたのか

あたしを連れてひと気の少ない

階段の踊り場につれてきた。


「お前なんで泣いてんだよ。」