でもなんか…

光輝とこんなに仲良くできるの
これから先ないような気がした。




次の日。


光輝はいつもどーりだった。


「光輝!おはょ!」


「…。」


む…し…。


あたしはなきそーになった。
昨日。期待しすぎた。


「光輝!数学の教科書見せて!」


「あ?なんでだょ。」


「…。ごめん…やっぱいぃ…。」



「だったら言うなよ。」



「ご、ごめん…。」



休み時間、光輝は他の女子と
仲良くお喋り。

あたしのときはあんなに冷たいのに。