あたしがだいすきでも


光輝の気持ちが変わらないのは
わかってる。



でも諦められないんだ。




光輝。ごめんね。



「ねぇ…。今日一緒に帰らない?」



「はぁ?なんでだょ。」



「外…暗いし…怖いから…。」



「はぁー?お前子供かって…。」



「どーせ子供ですー。」



光輝は嫌がりつつも
一緒に帰ってくれた。