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それから、あたし達二人は、たくさん話すようになった


四人部屋の病室に、二人きりだったから尚更だったんだ


一日目、暗くなった病院が怖くて眠れなかった私に…
浬くんはたくさん話をしてくれた…


それから朝起きて、浬くんが横にいたことに何故だか、嬉しく思ったんだ。




そして、彼のこともたくさん教えてもらったんだ…



あたしより、二才年上な事。


お母さんは外国人だっていう事。


病院から、出た事がないっていうこと__…




彼のことは興味を引くことばかり、驚くことばかりだった