けど…… 杏奈達の道が交わる事はなくて。 お互い別々の道を歩いてく……。 彼と付き合う事はなかったけど。 彼の隣を歩く事は出来なかったけど。 同じラインに立てた自分を……今は誇りに思えます。 こんなにも気持ちが色褪せない…。 心の中で燃え続ける恋心。 忘れる存在にはしたくない。 想いが消える事は…ない。 彼は言った……。 「俺達はずっと繋がってる」 その言葉が彼の口から聞けただけで…。 杏奈の気持ちは届いてたって思う事が出来た。