そんな私達に先生は、それだけではない。と言いだした。


「どういうことですか…?」


お母さんが涙ながらに先生に聞く。


「腫瘍が原因で左足の骨の方が栄養分を多く取ってしまってます。
その為、右足と左足の長さが3cm違い、真っ直ぐに立つことが出来なくなっていたのあり、側弯症がみられます」


先生に告げられたのは、2つ目の病気だった…。


側弯症とは背骨がS字に曲がってしまう病気らしい。若者に多くみられるもので手術して治す必要があると言われた。