練習を始めて暫くち、運動会までもうまもなくの日。



今日もいつものように練習をしていた。


「黒崎さん、ちょっと遅れてるよ」


「ご、ごめん…なさい…」


いままでの練習では絶好調だったのに…。


「菜月ちゃん珍しいね。どうしたの?」


「わかんない…いつもどおりにやってたつもりなのに…」


この日から私は遅れを取るようになってしまった…。