「嘘。」

「えっ?」

「俺は幸せじゃない。

 みんな、パートナーがいて幸せだよ。」

「・・・」

「でも、俺の隣はもう決まってるんだ」

「・・・うん」

「そこに晴がいないと寂しいんだけど。」

「!!!」

「俺のパートナーは晴がいい。

 俺を幸せにするには晴だろ?

 もちろん晴を幸せにするのは俺だけ」

「うん!!」

「だから、戻ってっこいよ。」

「いいの・・・?」

「いいに決まってんだろ。

 彼女を信じれなかった彼氏だけど・・・」

「いいよ、そんな真がいい・・・!!」

「はい、晴・・・」

「??開けていい?」

「どうぞー」

「・・・ペアリング」

「だって昨日は俺らの一年半記念だろ」

「あたし、なにも・・・」

「隣にいてくれるだけでいいから」

「真・・・」