青空広がれ

ザザーン、バシャッ

波が岩に当たる。

水はまだ冷たくて・・・

近くに人気はない。

・・・が一つ。

うずくまった人影。

「玲。あれ・・・」

「うん。」

そう、あれは晴。

ここは、あたしたちの思い出の場所。

思い出の浜辺。

昔晴と話したことがあったっけ?

『ここで、好きな人に告白されたいな』

『そうだね』

『ねえ、れーたん。

 もしあたし達が離れちゃって、

 再び会った時。

 幸せだと感じたならここで再開しようね。』

そう交わした晴との約束。

そう、晴と指切りしたね

だから、ここに来たんでしょ?

あたしは今、幸せだよ

でも、晴は違うでしょ?

だから、あたしたちはまだ会えない。

晴が幸せにならなくちゃね