青空広がれ

「はぁー、1時限目は、日本史か。
 面倒だ、さぼろ!」
「いいねぇ、賢い人は。」
「じゃぁ、晴もサボる?」
「これ以上馬鹿になったら、真に殺される」
「うん、じゃ頑張れ!」
「ひどい、裏切り者!」
「私、個アト行ってくる。」
「なんか、書いてくるの?」
「うんまー、色々と!」
「翔先輩?」
!!!
「ンナワケナイジャン」
「へ、まぁいいや。
 頑張ってね」
「グラウンドの様子も書いてくるよ」
「それを部活であたしが作ればいいのね」
「うん、よろしく」
「玲の嫌味やろう」
「何とでもいいな、
 馬鹿なのが悪いのさ」