青空広がれ

晴ー玲




「晴ー、起きて

 十分寝たでしょ?

 クマの冬眠だってそんなに寝ないよ。」

「今夜、寝れなくなるよ」

「晴ぅ・・」

ピクっ・・・

「「「「「「「晴?」」」」」」」

今、指が動いた?

微かだったけど動いたよね?

「晴、起きたんでしょ?

 ねえ、お話しようよ。晴!!」

「・・・」

「晴ぅうううう!!!」

「・・・さぃ。」

「!!!」

「・・・さぃ。うるさぃゎ、れぃ」

「はるぅ・・・」

あぁ、涙がとまらない。

強くなったつもりだったのに。

「晴ぅ、晴ぅ。」

「ぅるさぃってば・・・

 なんで、みなさんぃるんですか?」

「晴ちゃん、お帰り。」

「ごめんね、晴ちゃん」

「石井さん、寝すぎ・・・」

「ほんとだよ、晴。」

「今夜寝れなかったら電話しろよ」

「お帰り、晴・・・。」