青空広がれ

「おじさん、あたし達ここに泊って行っていい

 ですか?」

「人数が多いしな・・」

「・・・そうですよね。

 じゃぁ、面会時間ぎりぎりまで。」

「それならいいんじゃないか。

 そこの青いの。

 わしはもう帰る。だから、今夜。
 
 晴に付き添っててくれ。」

「俺?なんでっすか?」

「お前、晴の彼氏なんだろ?
 
 晴の携帯にお前の写真があったからな。

 はっはっはっ。

 若いっていいのう。」

そう笑って病室を出ていくおじさん。

そうだね・・・

晴、まだ真がすきだもんね。

ずっとずっと大好きだったもんね。

なら、早く起きなきゃ。

大好きな真がそこにいるのに。

大切な晴がいなくて悲しんでるよ。

体は離れてても、

心は離れてなかったんだよ

早く、起きてよ

・・・晴