青空広がれ

「先輩、自分を責めてはいけません。

 晴はそんなこと望んでません。」

「玲ちゃん…」

あたしはなんて弱かったのだろう。

玲ちゃんはこんなに強いのに。

強くなったのに・・・

「先輩、今幸せですか?」

首を静かに横に振る。

うんと、勢いよく首を縦に振れたら

どんなにいいことか・・・

「好きな人はいますか・・・?」

こくり・・・。

不安そうな玲ちゃんの顔。

「悠君よ。」

「えっ!?」

あたしは、悠君が好き・・・。

「そうですか。

 じゃぁ、先輩。約束です。」

「ん?」

「先輩の横に、先輩を支えてくれる

 大切な人がいて、

 先輩が心から笑えるようになった日。

 晴を迎えに行きましょうね。」

「・・・うん。」

その日はいつ、来るのだろう・・・

あたしが心から笑える日は。