青空広がれ

「ごめんね、ごめんね。」

ただ、謝ることしかできなくて。

ただ、泣くことしかできなくて・・・

「晴ちゃんがいなくなるなんて・・・

 思わなかったの・・・。」

思わなかった。

消えちゃえばいいのはあたしの方。

二人を傷つけて、

引き裂いてしまった。

悪女はあたし。

なのに消えてしまったのは

何も悪くない晴ちゃん。

あたしじゃない・・・

晴ちゃんなの。

晴ちゃんは悪くないのに。

全て悪いのはあたしなのに。

「大丈夫です。

 晴は戻ってきます。」

凛とした声。

玲ちゃん。