青空広がれ

パンっ

大きな音がして。

頬が熱を帯びた。

ヒリヒリする。

あたし・・・

翔に叩かれたんだ。

『そんな嘘ついてどうするんだ?

 今の顔見てたら分かるよ・・・

 蒼空は弱いから、小さくなって泣くんだ。

 俺の知ってる蒼空なら。』

何を知ってるって言うの?

そう言いたかったけど、図星で・・・

『叩いてごめん』

そう一言言って出て行ってしまった。

翔の後には、真が入ってきた。

サボりに来たとか。

『どおしたんだ、蒼空!!』

ごめんなさい、翔。

どうしても、一人は寂しいの。

一人にしないで。