青空広がれ

屋上・・・

そこに晴がいる気がした

ガチャッ

「晴?いるの?」

晴はいないのだから返事などない

「今日はいい天気だな」

頭上には雲ひとつない快晴の空が

遠く彼方まで広がっていた

とてもあたたかい

どこからか音楽が流れてきて

ここで寝るなという方が無理だ

階段を上り、一番上へ

「んー!あったかい」

鬼山の授業だしいいよね?

これから行っても、怒られるだけだし

すべて忘れたかった

先輩のことも

悠のことも

晴のことも・・・すべて

あの時、夢から帰ってこなければ

みんな壊れなかった

すべてあたしのせい