手を洗い終え振り向きざまにデコピンをきめると けたけた笑いながら洗面所を出て行く妹。 「ったく、ちゃんと手ふけょ、千鶴。」 後ろ姿に言うと、軽やかに振り向いて小走りに戻ってきて おもむろに俺のワイシャツの背中で手を拭う。