「ん、ついてきなさい」 そう言って腕を引っ張る敦也。 着いたところは 遊園地。 「え、でも敦也遊園地嫌って…」 「大好きな人の喜ぶ顔見たいから」 そうやってふわりって笑う。 ずるい。 昨日降った雪が少し積もってて、 遊園地はいつもと違う表情。 人はもちろん大勢いるけど すごくすごく嬉しかった。