学校終わりに靴箱で敦也を待つ。
クリスマス前とあって
カップルが急増。
あちらこちらでイチャイチャしてる。
なんだかこっちが恥ずかしくなっちゃうよー。
「何他のカップル見てんだよ」
気づかない内に敦也が私の後ろに。
「いやー増えたなーって」
「ん?私もあんな風にイチャイチャしたいって?しかたないな〜」
って言って顔を近づけてくる敦也。
言ってませんから!!
ひょいっとよけると、敦也は私の肩を掴んで
引き寄せる。
気づいた時は敦也の胸の中。
「うちの優奈は素直じゃないな〜」
「は、早く帰るよ!」
渋々、腰から手が離される。
外を見ると
雪が降ってる。


