「…この時間だけですよ!?」
「…わかんない。」

「…えぇっ!?」

「…うるさい。」
そう言って押し倒される。

背中に冷たい感触がしたのがわかる。
雲ひとつない空が見える。
そして涼太のドアップ。

「うわぁあああ!!ダメダメ!!学校でこんなことしちゃダメーー!!」

「………は?」




「…………え?」

沈黙。




「そんなエロいことされると思ったわけ?」
ククッと笑い出す涼太。

「…ちちち、違いますっっ!!」

「嘘だっつの。」
「だってぇ……!!」


__チュッ。

触れるだけのキスをした。
てか、された。

「かわい。お前見てるとさ……もっと俺にしか見せないような表情見たくなる。」