大好きな君へ。

「ゆぅのせいなんかじゃないょ…」


そう言ってみくはあたしを優しく
抱きしめてくれた。


放課後。
よしひろがいる病院にいった。


よしひろは…包帯がぐるぐる巻になっていた…。


まだ意識も戻ってなくて…

このままだと命が危ないらしぃ…。


「よしひろぉぉぉぉ…。」



するとドアがあいた。


「あなたが…ゆうなちゃん?」


「は、はぃ…。」


「よしひろがよく話してたわ。あなたのこと…。」


そうなんだ…。


「あの…よしひろは大丈夫なんでしょうか…?」


「よしひろは…もうダメかもしれない…」