次の日。
朝、4組に行ってもよしひろはいなかった。
遅刻かな?
でも…野球部だから…朝練あるはずなのに…。
どうしたんだろ?


あたしはとても胸騒ぎがした。



そして一時間目がおわって
4組にいくと
まだよしひろはきてなかった。

4組には仲良いひとがいないから
よしひろはどうしたのか聞くことができなかった。




そして二時間目がおわったあとの
休み時間にみくが走ってあたしのことにきた。

「ゆぅー!きぃた!?よしひろくんが
きのうの夜歩いてたら事故にあったんだって!」



え?

うそでしょ?



「意識不明の重体らしぃよ!
一緒にお見舞い行こっ!」


「う、うん…。」


まって。
きのうの夜って…
よしひろがあたしの家まで送ってくれたとき…?
よしひろがあたしを家まで送らなければよしひろは事故にあわずにすんだの?
どうしよ…。
あたしのせいだ…。


「みく…。ど…しよ…。
あたしのせぃだぁあ…。」


あたしはその場で泣き崩れた。