「おい。前川。」

「は、はぃ!」

「ちょっと話がある。来い。」

と言われて屋上につれだされた。

なにされるのかな…。怖い…。

屋上につくと佐伯さんと仲がいい
不良の女子たちがいた。

嫌な予感がする…。

「お前よしひろと付き合ってんだって?」

「はいっ。」

「ふざけてんのか?てめぇ。」

と言って数名の女子があたしに近寄ってきた。

「な、なんですかっ?」

すると1人が

「こいつむかつくー。
このうざくらしぃ髪の毛切ってやローゼ。」

え…。やだ…。

するといきなり髪の毛をつかまれた。

その人の手にはハサミがある…。
本気なんだ…。

「やっやめてっ。はなして!」

そんなこと言ったってやめてくれない。

そしてハサミがあたしの髪の毛を少しきった。

「いやぁぁぁぁ…。」

あたしは泣き崩れた。
伸ばしてきた髪の毛があっさりきられるなんて…。

すると屋上のドアが勢いよくあいた。