平良くんに誕生日祝ってもらったって言ったあんたの笑顔、最高に幸せそうだった。
にじみ出る幸せが眩しくて、うらやましくて、でもそんなのよりもっともっと、四季がいい人に巡り会えて良かったって、心の底から思ったよ。
平良くんが最近冷たいって言った顔は…この世の終わりみたいな顔してた。
夕食時のファミレスで必死に涙を堪える四季の顔、昨日のことみたいに思い出せる。
でも何日かしたらまたあの幸せそうな顔に戻るから、こっちは溜息しか出なかったけど。
よくみんなで集まって遊んだよね。
親がいない子の家にたむろして、酒飲んでは騒いでた。
平良くんのエキセントリックな友達の雄大って奴、この前ついに駅前の通りの居酒屋全店で出禁になったんだよ。
今後関わりたくない奴No.1だわ。


