まだ知らない愛。



瞬さんの腕には桜を。
私の腕には忘れな草を。
二人の腕に巻かれた龍と咲き誇る華。

それは一生消えることはなく、
忘れることはない。

重なる二つの影を照らす月は
初めて瞬さんと出会った時に見た
あの月に似ていて。
それは、すごく綺麗な満月だった―…。


【second story END】