リビングではなく、ベットの端にちょこんと座ってなぜかお願いしますと言う私を見て瞬さんは唖然としている。
私にとっては一世一代の覚悟のつもりだ。
固まる私に歩み寄ってきて私の頬に触れる手。
「いいんだな?」
「…瞬さんは私の初恋の人」
「…」
「…瞬さんが他の女の人と話してるの見ただけでモヤモヤする」
「…」
「…瞬さんの笑顔を見たら胸がギュッてなって苦しいのに、嬉しい」
「…」
「瞬さんを好きでは表せないくらい愛おしくてたまらない」
「桜…」
緊張のせいもあるけれど、どうしても今聞いて欲しかった。
どうしても今伝えたかった。
「お前、それは反則だ…」
なぜかいきなり片方の手で自分の顔を覆う瞬さん。寝室は暗くてよく見えなかったけど私の頬に触れている手は熱かった。
私にとっては一世一代の覚悟のつもりだ。
固まる私に歩み寄ってきて私の頬に触れる手。
「いいんだな?」
「…瞬さんは私の初恋の人」
「…」
「…瞬さんが他の女の人と話してるの見ただけでモヤモヤする」
「…」
「…瞬さんの笑顔を見たら胸がギュッてなって苦しいのに、嬉しい」
「…」
「瞬さんを好きでは表せないくらい愛おしくてたまらない」
「桜…」
緊張のせいもあるけれど、どうしても今聞いて欲しかった。
どうしても今伝えたかった。
「お前、それは反則だ…」
なぜかいきなり片方の手で自分の顔を覆う瞬さん。寝室は暗くてよく見えなかったけど私の頬に触れている手は熱かった。

