昼休みに聞いた瞬さんの色っぽく甘い声がいつまでも耳を掠めていて私は1人、教室で真っ赤になりながら悶える…。
誰かがこんな私を見たらドン引きするだろう。
日誌を書き終わり教室を出ようと鞄を持ったときドアが開いた。
「月野桜さん…ですよね?」
「え…?」
ドアの前には綾芽さんが立っていて綺麗な目が私を見ている。
「少し話があるの、いい?」
「あ、はい…」
返事をすると綾芽さんは教室に入ってきて私の近くで足を止めた。
「可愛いね」
「え?」
「瞬と付き合ってるんでしょう?」
瞬と…綾芽さんは瞬と呼び、瞬さんは綾芽と呼ぶ。それだけのことに胸がチクリとする。
「はい」
「瞬のタイプ変わったのね」
「…?」
「瞬はいつも派手な子を連れていたわ」
「いつも…?」
「瞬も男だからね、遊んだりするんでしょ」
私は今、なぜ綾芽さんと瞬さんの話をしているのか。なぜいきなりそんなことを言われるのかサッパリ分からず戸惑いを隠せない。
「知ってると思うけど、私は瞬の元カノなの」
「はい…、知ってます」
「瞬のことは私が一番わかってる」
「…」
「瞬、キスの仕方も変わった?」
なんで…そんなことを綾芽さんが…?
『呼び出されたんだよ…綾芽に』
昨日の言葉を思い出した。
私は目を見開き綾芽さんを見ると余裕の顔をした綾芽さんが私を見ている。
誰かがこんな私を見たらドン引きするだろう。
日誌を書き終わり教室を出ようと鞄を持ったときドアが開いた。
「月野桜さん…ですよね?」
「え…?」
ドアの前には綾芽さんが立っていて綺麗な目が私を見ている。
「少し話があるの、いい?」
「あ、はい…」
返事をすると綾芽さんは教室に入ってきて私の近くで足を止めた。
「可愛いね」
「え?」
「瞬と付き合ってるんでしょう?」
瞬と…綾芽さんは瞬と呼び、瞬さんは綾芽と呼ぶ。それだけのことに胸がチクリとする。
「はい」
「瞬のタイプ変わったのね」
「…?」
「瞬はいつも派手な子を連れていたわ」
「いつも…?」
「瞬も男だからね、遊んだりするんでしょ」
私は今、なぜ綾芽さんと瞬さんの話をしているのか。なぜいきなりそんなことを言われるのかサッパリ分からず戸惑いを隠せない。
「知ってると思うけど、私は瞬の元カノなの」
「はい…、知ってます」
「瞬のことは私が一番わかってる」
「…」
「瞬、キスの仕方も変わった?」
なんで…そんなことを綾芽さんが…?
『呼び出されたんだよ…綾芽に』
昨日の言葉を思い出した。
私は目を見開き綾芽さんを見ると余裕の顔をした綾芽さんが私を見ている。

