まだ知らない愛。

分かっていたことなのに…

きっと私はどうかしてたんだ。

人に心を開いてはダメ。

結局傷つくんだから……

私の心の中の危険音が発する。

人に心を開いてはダメー……。


「桜ちゃん?行こう」
私はその危険音を無視して
優しく笑う葵さんの後ろを姿を追いかけた。