私の話を聞け!!


何を言ってるんだこの人は。



「そ、そそれは「好きだよ。」



 ……っ、」



早川君はいつになく真剣な顔で
私の目を真っ直ぐ見てそう言った。


いつも眠そうな早川君からは
想像もつかないほど真剣な表情で。



「で。綾瀬さんは?」


「わ、わわ、わたしは、まだあんまり
 つ、付き合うとかそういうの分かんな


「ふふ、」


 ………やっぱりバカにしてる!!」


「いやしてないって」



そういう早川君は口元を手で押さえ小刻みに震えていた。




「もういい!終わり!
 さっさと日誌書いて帰る!」


「ええー、まだ答えてくれてないじゃん」


「だって早川君笑うんだもん!」


「ごめんつい」


「……。私早川君嫌い」



「俺は綾瀬さんのこと好きだよ。



 今まで会った人の中で一番好き」




早川君は微笑んでそう答えた。









「…そういうとこほんと嫌い」