半開きになっていたシャッターを思いっきり上げる。
すると、ガラガラガラッとものすご音がする。
…まぁ、当たり前だけど。

それにより、今まで騒がしかった倉庫が一瞬にして静かになった。



「…誰だ」



そんな中、雷王の総長さんがあたしに向けて低くそう言った。
あー、威嚇されてんね、あたし。



「この恰好で判らない?」



ニコリと微笑みながらそう言えば、下っ端達からゴクッと生唾を飲み込む音が聞こえて来た。
って事は、下っ端くんはあたしが誰か解ったんだ?



「闇、蝶…?」



恐る恐ると言った感じでそう言う総長さん。

まぁ、当てて当たり前だよね。
だってあたし、抜けてからまだそんなに時間経ってないもん。



「せーかい。
よく分かりましたー」



ニコリと少しふざけてそう言えば、下っ端くん達から物凄い反感を買った。
ま、これが狙いだったんだけどね。

そうじゃないとヤル気が起きないし。



「なにしに来た」



「んー、雷王潰し?」



殺気立ってる総長さんにそう言えば、下っ端くん達が動き出した。
だからあたしも戦闘体制に入る。



「闇蝶の復活戦、開始」



まずは下っ端でウォーミングアップと行きますか。
訛ってない事を願ってるけど。